鉛フリーはんだリサイクル

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環境に優しい鉛フリーはんだ

鉛フリーはんだが誕生した理由

鉛は環境と人体に悪影響を及ぼす

鉛フリーはんだは1990年年代に誕生しました。それは、今まで使われていた従来の鉛はんだに多く含まれる鉛の環境、人体への深刻な悪影響とが明らかになってきたからです。

鉛はEUでは使用禁止、日本でも自主規制が進む

EUおよび韓国、中国では電気製品の鉛製品の使用が原則禁止になっています。

「WEEE指令」(廃電気電子機器指令=2005年8月13日施行)
「RoHS指令」(特定有害物質使用制限指令=2006年7月1日施行)

日本やアメリカでは、現在のところ使用を法律で規制されていませんが、
企業や業界毎に自主規制をしようとする動きが広まっています。

鉛とはんだの歴史

はんだの起源

はんだの歴史は古く、5,000年前のメソポタミア文明の頃ではないかと言われ、「鉛はんだ」が使われ始めたのは約2,000年前だそうです。
この時代に使われていたはんだは、ほとんどが「鉛」と「すず」の合金でした。

便利さから4000年近く
見過ごされた鉛の毒性

鉛は扱いやすく、加工しやすかったため使われ続けてきましたが、鉛は毒性があり、長い間環境や人々の健康をむしばんできました。(鉛と人体への影響)
人々は経験から、次第に「鉛」が、環境や、人体に悪影響をであることを知っていきますが、便利さゆえに使用をやめるまでに至ることはありませんでした。そのため、鉛は1990年代まで世界中で使われつづけます。

EU諸国での規制と
鉛フリーはんだの誕生

1990年代になり、環境や健康意識の高まりの中、ついに鉛の規制が始まります。
ヨーロッパの主な国が参加する欧州連合(EU) 及び中国や韓国では、電気製品には鉛の使用を禁止することになり、鉛を使わない鉛フリーはんだが開発されたのです。

そして未来へ

鉛フリーはんだを使う企業の数はますます増加しています。「鉛フリーはんだ」は「鉛はんだ」よりもコスト面で不利ですが、環境と健康に配慮して大手家電メーカーはほとんど「鉛フリーはんだ」を使用しています。
こうして「鉛フリーはんだ」は、全世界に広がっています。

紀元前5000年

はんだの誕生

古代ローマ時代の鉛水道管

紀元前2000年

鉛の悪影響を体感しつつも、
4000年にわたり使い続ける

鉛はワインの防腐剤としても使われた

はんだの主役は鉛だった

1990年

環境・健康意識の高まりで
鉛の毒性が明らかに
EUを中心として規制が始まる

鉛フリーはんだの誕生

2017年

鉛フリーはんだの割合が増え、
大手メーカーの主流に

自然にやさしい・体にやさしい・鉛を使用しない 鉛フリーはんだ

鉛フリーはんだの特徴と課題

(スズ鉱石から鉛を完全に除去することが難しいため)

鉛をほぼ含まないため、環境に優しい。反面融点が高く、コストがかかる部分がある。

使用するこての問題

鉛フリーはんだは、鉛入りに比べて融点が高いという特徴があります。そのため、従来のはんだこてでは熱量が不足したり、高温によりこてが劣化しやすいなどといった問題があるため、鉛フリーはんだに対応したこてを使用する必要があります。

浸食(銅食われ)の問題

銅食われとは銅がはんだへ溶解(拡散)する事です。
鉛フリーはんだの場合、付けたはんだを溶かし、再びはんだ付けする際に、銅箔が食われやすく、スルーホールやランドの消失が起こり易くなっています。

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